ベースコンクリートに生じるひび割れには様々な種類がありますが、コンクリートのひび割れの中で最も多く発生するひび割れとして、乾燥収縮ひび割れといわれるものがあります。
一般的にコンクリート打設から2~3ヶ月以降に発生することが多く、幅0.2mm以下の微細なひび割れです。防水性や水密性を求めないベースコンクリートであれば幅0.2mm以下の乾燥収縮ひび割れは、多くの場合「許容範囲」となり、耐久性の面からは補修する必要のないひび割れという判断になります。
乾燥収縮ひび割れのように許容範囲内のものは、その後構造的な影響はでませんが、許容範囲を超えるものは、重大な欠点となる場合があります。
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