【質問回答】戸建て住宅基礎の型枠取り外しの条件について

Q.質問内容

  1. 型枠取り外しに必要なコンクリートの圧縮強度は?
  2. コンクリートの圧縮強度試験を行わない場合の型枠存置期間の目安は?

A.回答

①型枠取り外しに必要なコンクリートの圧縮強度は?

建築物の基礎部分のせき板の取り外しに必要なコンクリートの圧縮強度は、昭和46年1月29日制定の建設省告示第110号に、5 N/mm2と明記されいています。

型枠の役目は、コンクリートが硬化して所定の形状、寸法が得られるように、十分な強度が発現するまでコンクリートを養生することです。その十分な強度が5 N/mm2ということになります。

②コンクリートの圧縮強度試験を行わない場合の型枠存置期間の目安は?

建設省告示第110号では、コンクリートの圧縮強度試験を行わない場合のせき板の存置日数を、存置期間の平均気温の違いとコンクリートの使用材料であるセメントの種類によって規定しています。

例えば、普通ポルトランドセメントを使用した場合で、せき板の存置期間中の平均気温が10℃の場合は、せき板の存置日数は5日となります。

しかし、戸建て住宅基礎の場合、型枠の存置期間に余裕をもたせることは工期上難しい場合があります。その場合は、納入した生コン会社から、同気温条件でコンクリート強度が5 N/mm2に到達する材齢の目安を確認し、その材令で実際に圧縮強度試験を行い、型枠取り外しに対する安全性を確認するのがよいでしょう。